裏ハムラのデメリットを解説

裏ハムラ法とは、目の下のたるみやクマへの治療法として知られていますが、内出血や合併症が起きやすかったり、医師の技術が必要だったりするデメリットがあります。メリットやデメリットを知ったうえで、成功させるポイントをチェックしておきましょう。

裏ハムラのデメリットとは？

内出血・合併症

裏ハムラ法を行うと、内出血などの合併症が起こる場合があります。術後1〜2日目が腫れや浮腫のピークを迎えるケースが多いです。そのほかのリスクについては、以下をご覧ください。

• 出血や感染
• 術後瘢痕問題（ケロイド・肥厚性瘢痕などの発生）
• 麻酔・薬剤によるアレルギー・アナフィラキシーショック
• ドライアイ
• 一過性の視力低下
• 顔貌の変化
• まぶたの皮膚知覚障害
• 目の中のゴロゴロ感
• 皮膚色素沈着や表面の凸凹
• 頭痛・吐き気
• 仕上がりの左右差

医師の技術が必要

ハムラは、目の下まぶたの裏側・結膜を通して脂肪を移動させる治療であり、術野が非常に狭くなりやすいです。そのため、他の手術法と比較して難易度が高いことから、医師の高度な技術や正確な操作が必須です。

裏ハムラ法に不慣れな医師が行うと、手術後に思うような効果が得られないリスクがあります。手術中に細かなミスが生じ、将来的に再手術をしなければならなくなるおそれもあります。このようなトラブルを避けるためにも、裏ハムラ法を受ける場合は、豊富な経験と実績のある医師に依頼することが重要です。

皮膚にたるみがある場合向かない

裏ハムラは、目の下の脂肪の再配置を目的とした美容整形手術であり、目の裏側の結膜を切開して行われます。ただ、表ハムラと違って裏ハムラは皮膚の除去を基本的に行わないため、目の下にしわやたるみが顕著な場合、思うような仕上がりにならないことがあります。

したがって、目元のクマやたるみを根本から解消したいと考えている方は、手術方法を選ぶ際に裏ハムラ法と表ハムラ法の違いを理解し、自分の症状に適した方法を選択することが重要です。

ダウンタイムがある

裏ハムラ法のダウンタイムは、一般的に1週間ほどです。裏ハムラ法の場合、眼輪筋の動きが一時的に鈍くなるといわれていて、目の下の感覚の鈍さが出やすい・笑っても涙袋が出にくいといった症状が現れることがあります。

裏ハムラ法のメリット

• 皮膚の表面に傷跡が残らない
• 涙袋を残せる
• 外反のリスクがほとんどない
• 脂肪の定着率

こちらのページで裏ハムラ法について詳しく解説していますので、ぜひチェックしてください。

裏ハムラ法のメリット・デメリットについてしっかりと把握しておこう

裏ハムラ法には、皮膚の表面に傷跡が残らない・涙袋を残せるといったメリットが期待できます。しかし、内出血や合併症を起こしやすかったり、医師の技術力が必須だったりするというデメリットがあります。メリットだけではなく、デメリットをおさえ、自分はどの施術が向いているか 検討することが重要です。

裏ハムラ法を受けたい方は、対応している医療機関で経験のある医師に相談するようにしましょう。こちらのサイトでは「正しいハムラ法・裏ハムラ法」の見分け方を解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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